わたしというモノ
なにかの役に立たねばならないという縄が
わたしをがんじがらめにしていた
役に立たぬ以上は
誰かの迷惑にならぬよう
ならぬよう
息をしていた。
ゆっくり、ゆっくり、明るく、冷静に
賢く、美しく
吊り上げた口角を
ピンを打ちつけて止める思いで
わたしは、だがわたしは、
それが苦しかった。
幾度も涙を流した理由の根源を
わたしは昨夜、ようやくみつけた。
みつけたところで
どうしようか。
よく分からぬ、よく分からないけれども
でも、わたしは、
こうして生きているのだ。
生まれた以上の奇跡を起こしていないと
嘆いていた、
わたしは、
この一呼吸一呼吸が奇跡なのだと
気づいたのだ。
わたしは奇跡の集合で
あまねくいのちは、
「存在する」ということは奇跡で、
わたしは奇跡の中心にある、とそれが
わたしはうれしかったのだ。
伝えたいと思ったのだ。
奇跡なのだと。
平凡ではない、
とこしえに起こり得ないはずの奇跡が
今、ここに集中しているのだと。
この一文字が
奇跡なのだと。
今の一呼吸が、
奇跡なのだ。
わたしをがんじがらめにしていた
役に立たぬ以上は
誰かの迷惑にならぬよう
ならぬよう
息をしていた。
ゆっくり、ゆっくり、明るく、冷静に
賢く、美しく
吊り上げた口角を
ピンを打ちつけて止める思いで
わたしは、だがわたしは、
それが苦しかった。
幾度も涙を流した理由の根源を
わたしは昨夜、ようやくみつけた。
みつけたところで
どうしようか。
よく分からぬ、よく分からないけれども
でも、わたしは、
こうして生きているのだ。
生まれた以上の奇跡を起こしていないと
嘆いていた、
わたしは、
この一呼吸一呼吸が奇跡なのだと
気づいたのだ。
わたしは奇跡の集合で
あまねくいのちは、
「存在する」ということは奇跡で、
わたしは奇跡の中心にある、とそれが
わたしはうれしかったのだ。
伝えたいと思ったのだ。
奇跡なのだと。
平凡ではない、
とこしえに起こり得ないはずの奇跡が
今、ここに集中しているのだと。
この一文字が
奇跡なのだと。
今の一呼吸が、
奇跡なのだ。
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