エンプティ・ランプ
燃料切れの車で
雑念を振り払うようにラジオのボリュームをあげる
輝く23時の国道
疲れとやけがあいまって
ご褒美の牛丼屋へとハンドルを切る
カウンター席を避けて奥の二人席へ
テーブルを離して隣り合った二人の女が牛丼を食べる
彼女には待ち人でもいるのだろうか
私にはいない
けれど同じように携帯電話をいじりながら
思い出したように箸を持つ
あぁ、なんて詩情のない生活
だが愚直に文字にして、
少しだけ、
溜飲を下げるのだ
雑念を振り払うようにラジオのボリュームをあげる
輝く23時の国道
疲れとやけがあいまって
ご褒美の牛丼屋へとハンドルを切る
カウンター席を避けて奥の二人席へ
テーブルを離して隣り合った二人の女が牛丼を食べる
彼女には待ち人でもいるのだろうか
私にはいない
けれど同じように携帯電話をいじりながら
思い出したように箸を持つ
あぁ、なんて詩情のない生活
だが愚直に文字にして、
少しだけ、
溜飲を下げるのだ
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